「SFCG」の破産により、商工ローンの問題が露呈される事となりました。

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商工ローンで露呈したノンバンクの闇

 

闇社会

 

商工ローンはノンバンクと呼ばれる消費者金融などの行う中小企業向け無担保ローンです。

 

よくビジネスローンと商工ローンは同じだと思う人がいます。サービスの概要はほぼ共通なのですが、ビジネスローンは主に銀行や信販会社が行うもので、商品によっては個人事業主も対象です。

 

商工ローンはノンバンクの行う中小企業をターゲットにした法人限定ローンで、個人事業主では利用できません。

 

2000年代には大手商工ローンの「SFCG」が破産して、資産隠しや悪質な違法行為が明らかにされて大きな話題になりました。

 

 

商工ローンで問題になった悪徳商法

 

商工ローンの行っていた悪徳商法の内容をまとめました。
中身は闇金に通じるものもあり、大きなトラブルに発展した事例も多数あります。
現在は取り締まりが厳しくなって悪徳商法は少なくなりました。

 

 

法外な金利

グレーゾーン金利の上限とされていた29.2%を超える金利での貸付を行い、年利30~50%ほどが以前の商工ローンの相場と言われていました。闇金より安いけど、ビジネスローンより高いのが商工ローンの位置づけでした。

 

悪質な押し売り

従業員には厳しいノルマを設定し、一部では過剰な追い込み行為によって自殺者も出ています。
商談が始まると帰らない、帰らせてくれないという事例も多数ありました。

 

 

直前になって態度を急変

審査は通すけど、資金の必要なタイミングの直前まで融資日を引っ張り、直前で他の業者に相談しては間に合わないタイミングで審査に問題が出たといって、条件変更や不動産担保ローンを押し売りする。

 

違法な取り立て

自宅での迷惑行為はもちろん、本来は無担保ローンで集客して不動産担保ローンを押し売りし、自宅を差し押さえするケースが多発。実際に商工ローンで家を奪われた経営者も多数います。

 

資産隠し

SFCG資産隠しでは、400億円ほどの資産を隠して史上最大の資産隠しと言われています。
一部の隠し財産を使ってSFCGは現在はラオスに拠点を変えて高金利ローンの運営を続けています。

 

 

 

正規業者でも安心してはいけない

 

90年代までは、資金調達する相手は銀行とノンバンクのどちらかを選ぶ時代でした。

 

当時は個人相手にもグレーゾーン金利で30%弱の金利を適用できる時代だったので、ノンバンクは現在よりも審査基準が大幅に甘かったです。

 

現在は資金調達が多様化して、届出をしている正規業者か、ファクタリングやクレジットカード現金化など新しい形態の資金調達サービスという区別で資金調達先を見極めようとする方が増えています

 

時代の変化もあって上限金利が下がったため、昔に比べてノンバンクの審査は厳しくなり銀行と大差ない時代に変化してきました

 

貸金業の届出をしている正規業者ならノンバンクでも安心だと思ってしまう方も多いですが、過去には国内最大規模の商工ローンを提供するSFCGが悪徳商法で破産したこともあります。

 

近年はほとんどの大手消費者金融がメガバンク傘下に入っているので、ノンバンクではあるものの限りなく銀行融資に近い信頼性を期待できます。

 

大手消費者金融以外の街金融の行うビジネスローンは一部で昔ながらの悪徳商法を行っている場合もあるので業者選びは慎重に行いましょう

 

規制が厳しくなったことで、今残っている街金融は甘い審査で良心的な運営をしているところの比率が高まっています。

 

ノンバンクや街金融の全てを否定するワケではないですが、過去の歴史も含めて相談する業者の実績や評判は事前に調べておく必要性が高いです。